なずなのささやき

いろいろ雑多なオタクのささやき

大掃除(仮)

とりあえずクローゼットの服を出して片付ける。ついでに着ないものは捨てることにした。その中の1つ、ボーダーのパジャマは買った当時はふわふわだった気がするけど、数年間の私の圧に耐えられなくなって今や防寒力ゼロの哀れな姿になっていた。さながらペラペラの一反木綿。これではさすがに今年の冬は越せないだろう。

 

服を片付けつつ、そういえばとずっと見てみぬふりをしていた引き出しの中のものと、イベント用の道具が入っている袋(大×2)も全部床に広げる。強盗が押し入ったのかと思うくらいの惨状になったが、よく考えたら強盗も入れない状態だった。荷物のせいで部屋の扉が45度しか開かない。スリムな強盗なら滑り込んで来るかもしれないが入った先の部屋にはそもそも足のふみ場がないのだ。もし足を踏み入れればちょっと鋭利な色々がマキビシの如く奴らの行く手を阻む。そして阻まれている私。広げるだけ広げて身動きが取れないのは強盗よりも私だった。

とりあえず気を取り直してBGMとして流していたヒプマイの楽曲に耳を傾けた。かっこいい。ただ英語混じりで早すぎるため歌詞が一部聴き取れない。HeyHeyHey Siri! 教えてよこの曲 この歌詞 検索ワードは「ヒプノシスマイク 歌詞」 聞き取れた単語並べ探す楽曲達、とちょっとラッパー気分で調べる。まぁAndroidなので自分で検索したんですけど。

歌詞は見つかったものの私の現状は何も解決していなかった。変わらずマキビシに囲まれたままだ。このままでは上様だって救助に来られない。白馬の蹄より強力なアレコレが床に落ちているのだ。仕方ないので自分の足元から1つづつ仕分けしてちゃんと片付けることにした。それしかない。最初から答えは決っていたのだ。

要、不要と選別をしていけば割と早めにそこそこのスペースが生まれた。私は部屋の真ん中に陣取り引き続き横ノリGrooveを背景に部屋の片付けをすすめる。あらこれ懐かしい、ヤバイもん出てきたな、なんだっけこれ…を繰り返しているうちに部屋の扉は全開できるようになった。床もお布団が敷けるまでになったものの、今回片付けたのがクローゼットと引き出しの中というパッと見の変化が何もない場所だったため大掃除やったぜ感がない。これは小掃除だ。

とはいえ今週来週は年末年始の繁忙期間でますます時間がとれない。いや別にいいよね年末にこだわらなくても。それが俺の生き様ってことで。